1.さつまいもダイエットのやり方
主食をさつまいもに変えるだけ
やることはシンプルです。1日の食事のうち1食をさつまいもに置き換えるだけです。
そのほかはいつも通りおかずだって食べていいですし、ほかの時間の食事で我慢する必要もありません。
1日150g食べる
ご飯の100gあたりのカロリーは約168kcal、さつまいもの100gあたりのカロリーは約132kcalです。
150gだと、ご飯が252kcalに対してさつまいもは198kcalです。
その差は54kcalと少ないように見えますが、チリも積もれば山となるように1日1回置き換えて1ヶ月続ければ
54kcal × 30日 = 1,620kcal
1ヶ月続ければ、女性の1日分の摂取カロリー分ほど抑えることができます。
さらに、カロリーを抑えるだけでなくさつまいもに含まれるあらゆる栄養素がダイエットに効果的な理由もあります。
2.ダイエットに効果的な栄養
ビタミン
野菜の中でもビタミンの豊富さはトップクラスです。
【ビタミンB1】
代謝の手助けをし、疲労回復効果があります。
【ビタミンB2】
脂肪の燃焼をサポートします。
【ビタミンB6】
タンパク質の分解、脂肪の燃焼をサポートします。
【ビタミンE】
肌の細胞を活性化させ、若々しくなります。
【ビタミンC】
免疫力をあげてくれます。
カリウム
カリウムには身体に溜め込まれた余分な水分、塩分を排出する手助けをしてくれる効果が期待できます。
ヤラピン
ヤラピンには腸内環境を改善してお通じをよくしたり、さらにはがんの予防になったりと健康効果もあります。
3.なぜさつまいもで痩せるの?
満腹感がある
ご飯や食パンとおなじら炭水化物ですから、食べると満腹感を得られます。
ただほかの炭水化物と比べて甘みがつよく、カロリーが低いため普段の主食として置き換えると痩せるということです。
腸内環境を整える
食物繊維が豊富に含まれているので、さつまいもダイエットを始めてすぐにお通じの改善が実感できます。
食物繊維は不足しがちです。日本人の女性なら1日18gを目標値とされています。
さつまいも100gあたり3gの食物繊維が含まれているので、150gで4.5gつまり1日の4分の1をカバーしてくれることになります。
むくみ改善
カリウムのほかにマグネシウムも含まれていて、この2つの相乗効果でむくみを予防改善できます。
むくみがなくなれば見た目からスッキリしてきますよね。
疲れて帰ってきた日はむくみをそのまま放置しがちです。
しかしむくみはどんどん身体に蓄積してしまいますので、加えてマッサージも毎日欠かさず行いましょう。
4.さつまいもの調理方法ポイント
蒸し芋にする
さつまいもは出来るだけ低温調理がおすすめです。
自宅の電子レンジのワット数を最低値まで下げて調理しましょう。
またGI値という血糖値をあげる指標がありますが、これは調理方法により異なります。
さつまいもは蒸すことで低GI食品になるのです。
焼き芋なら一度冷やす
どうしても焼き芋が食べたいときは、冷蔵庫で一度冷やしてから食べます。
理由はゆっくりと熱を加えて調理する焼き芋は、どうしてもGI値が高くなります。
ですが、一度冷やすことでデンプンの一部がレジスタントスターチという成分に変わり、血糖値の上昇を抑えてくれる効果が期待できるのです。
皮ごと調理
さつまいもの皮にはポリフェノールという抗酸化物質が含まれており、肌の細胞を強くする役割をもっています。
皮を剥いて調理しがちですが、野菜の皮は栄養素が豊富に含まれているので捨てるのはもったいないです。
水で表面を洗ったらそのまま調理して食べましょう。
最後に
さつまいもはどこのスーパーでも安く購入できます。
やり方も簡単なので、ダイエットと健康のためにぜひ明日から始めてみてください。