いまから10年以上前に『朝バナナダイエット』の本が話題となり、TVで取り上げられ、スーパーからバナナが消えるという社会現象にまでなりました。
何度も耳にしてきたけど、いままでバナナダイエットは試したことがないからやってみたい!という方は多いはずで
そんなバナナダイエットの正しいやり方と、実際に12kg痩せた経験のあるわたしが気をつけていた注意点を解説していきます。
1.なぜバナナで痩せるの?
そもそもなぜバナナを食べて痩せることができるのでしょうか。
消化時間が短いから
炭水化物やタンパク質などは何時間もかけて胃で消化しますが、バナナの消化時間はわずか15〜30分程度です。
そうすると、胃が空っぽになる時間が増えてサーチュイン遺伝子という若返りホルモンが分泌され、体脂肪を燃やしてくれます。
つまり、バナナダイエットのいちばんのポイントは” 胃を休める時間の長さ “にあるのです。
満腹感があるのにカロリーを抑えられるから
バナナの主成分は糖質なのでご飯同様、満腹感が得られます。ただカロリーはご飯やほかの糖質よりも低いので結果、カロリーも抑えることができるのです。
2.バナナダイエットのやり方は?
バナナダイエットのやり方は1つで、非常にシンプルです。
朝に単品でバナナと水を飲むだけ
昼でも夜でもなく、ポイントは朝に食べることです。
昼や夜だとほかに食べたものの消化に影響されるので、バナナダイエットの効果が十分に得られません。
前日の夜ご飯から時間が空いて空腹になった、朝に食べましょう。
また食べるバナナの本数に制限は特にありませんが、バナナ1本あたり100kcalもないので3本程度食べても通常の朝ごはんよりカロリーダウンできます。
わたしは最初3本たべて、食欲のないときは2本にしていました。
また、水といっしょに食べると満腹感が得られます。500mlほどたっぷり水分も取りましょう。
昼夜は自由に食べてOK
昼ごはんと夜ごはんは無理に我慢しなくて大丈夫です。むしろバランスよく適量食べて脂肪燃焼の手助けをしてください。
3..バナナダイエットの特徴は?
バナナダイエットの特徴は2つです。
むくみが取れる
バナナには体内の塩分を排出してくれるカリウムが豊富に含まれています。
むくみはダイエットの敵ですから、寝起きや夕方のむくみの改善につながります。
簡単で続けやすい
なにか調理する必要もなく、スーパーに売ってるバナナの房を買ってくるだけです。
買いに行くのすらめんどくさくなったときは、まとめて5房(20本)ほどまとめ買いしたこともありますが、後半にはバナナが黒くなり過ぎて美味しくなくなるのでおすすめしません。
4.バナナダイエットの注意点は?
最後にバナナダイエットが失敗しないための注意点です。
飲み物は水のみ
バナナといっしょに牛乳を飲むのは、通常の食事なら相性がいいのですがバナナダイエットにおいてはNGです。
バナナの消火時間を上回って牛乳を消化する時間が生まれてしまいます。
朝は水だけ、と決めてどうしても飲みたいなら昼夜まで我慢しましょう。
飽きやすい
単品でしか食べてはいけないので、どうしても味に飽きてしまいます。
心が折れてヨーグルトと合わせてしまう日もありますが、罪悪感が湧いてきます。
そんなときは、次の日からまた単品に戻せば大丈夫です。
まとめ
いかがでしたか?
簡単にまとめると、バナナダイエットのやり方は朝にバナナと水を飲むだけ、注意点は食べ合わせると効果がなくなるということです。
明日からでもすぐに始められるバナナダイエット、まずは1週間から始めて自分に合っているか試してみてください。
わたしは最初の2週間は空腹で辛かったのですが、1ヶ月目を過ぎてからすぐ体重が落ちてきました。はじめればあなたも効果が実感できるはずです。