1.グルテンとは?
グルテンとは、小麦粉のことだと思うかたが多いと思います。
正確には、小麦などの穀物から生成されるタンパク質のことです。
パスタなどの麺類のもちもちはグルテンによるもので、お好み焼きやお菓子などだいたいの食事に使われているので、あなたも無意識のうちに毎日摂取しています。
さらに美味しくて中毒性があるので、なかなか完全にやめることができません。
太る原因になってしまいます。
そこで誕生したのがグルテンフリーダイエットです。
もともとグルテン過敏症の方達が、グルテンをやめると体調・体質改善や美容効果を得られたことから世間に広まりました。
グルテンフリーダイエット = グルテンを排除した食事、ということですがグルテンは体にどう影響するのか、そして一体どんな食事を避ければいいのでしょうか。
2.グルテンを取り続けるとどうなるの?
グルテンは消化器系に悪影響を及ぼします。
消化不良、下痢、便秘、腹痛の原因はグルテンを日常的にとっていると起こりやすくなるのです。
また寝つきが悪い人、朝起きられない人がグルテンを抜くと症状の改善がみられます。
慢性的な疲労感がある人は実はグルテンが原因で、やめた途端に症状がよくなってくるのです。
3.グルテンフリーダイエットの効果
①摂取カロリーが減る
小麦粉を含む炭水化物を減らすため、摂取カロリーが減り痩せる効果も得られます。
炭水化物を減らさなくてもパンからご飯に変えるだけで、腹持ちが全く違うので同じカロリーをとっていても余分なものを食べなくなるのです。
②腸内環境の改善
グルテンは特に腸へ悪影響を与えます。
グルテンをやめれば、ダメージを与える原因がなくなり腸内環境が改善され、お通じが前よりよくなってくるのを実感できます。
③健康
グルテンを含むほとんどの食事は加工食品ですから、それらを避けるということは結果的に加工されていない健康的な食事を選ぶことになるので、いい痩せ方ができます。
4.グルテンフリーダイエット3つのコツ
①主食を米にする
いままで食べていたパン、パスタ、ラーメン、グラタン、これらの主食を米とついたものに変えます。
白米もそうですし、ダイエット効果をあげるなら玄米や発芽米のほうが腹持ちも良く栄養素も豊富です。
どうしてもパンや麺を食べたくなったら米粉を使いましょう。
最近ではコンビニでも米粉を使った食事が揃っているので、外出先でも続けることができます。
②加工食品を避ける
加工された食事には基本的にグルテンが入っています。
ただ栄養表示にグルテンとは書いてありません。ではどのように判断すれば良いでしょうか。
それはカタカナで沢山表記のある食事は避けることです。
例えばコンビニのパンやパスタの裏の表記を見てみると4行以上にわたって様々な聞いたことがない成分がたくさん含まれています。
あまり関係なさそうですが、意外とおでんなんかもグルテンの宝庫です。
食材のつなぎとしてさつま揚げ、ウインナー巻きなどほとんどにグルテンは含まれています。
食事を選ぶときはなるべく加工が少ないものを選べば結果的にグルテンを避けることができます。
③和食を中心に選ぶ
ご飯をはじめとして和食は、魚や漬物煮物などグルテンを自然と避けられるような食事になっています。
昔ながらの日本人の体にあった和食を選びましょう。
5.グルテンを含まない食事・食品
【主食】
・ご飯
・お餅
・おにぎり
・オムライス
・親子丼
・牛丼
・海鮮丼
【主菜・副菜】
・焼き魚
・刺身
・たまご
・牛乳
・チーズ
・豆腐
・野菜
【意外にもOKなデザート】
・フルーツ
・プリン
・チョコレート
・アイスクリーム(コーン等ついてるのはNG)
・ヨーグルト
・タピオカ
・グミ
・キャンディー
・ポテトチップス
最後のポテトチップスなんかは、原材料がじゃがいもなので意外にも食べてもOKなお菓子。
以上、『グルテンフリーダイエットとは?効果やおすすめの食事を紹介』でした。